登山に似ている

TOEICスコアと自分の本当の実力を比べるだけでなく、ここでの狙いはもう一つあります。それは初心者から上級者(この定義は難しいですが)までの全体の道のりを理解し、その中で今自分がどの辺りにいるのかということを把握するということです。

  • 英語に限らずこういう長丁場の学習は登山に例えてみるとしっくりくることがあります。ベテランの登山家は実際に山には入り歩き始める前にじっくり計画を立てます。
  • 全体の行程は、標高差は、往路・復路の勾配の推移は、所要時間は、必要な装備・食料は?これらを事前に十分に把握するのがきわめて大事な作業だといえます。これらをおろそかにしていると、途中で下山を余儀なくされたり、へたをしたら遭難してしまう危険があるのです。
  • 英語を始め語学の学習はそれに似ています。ところが問題は地図です。登山であれば詳細な地図が簡単に手に入ります。しかし英語という言語の習得には地図のような全体像やゴールを見渡せるものがなかなかないでしょ?
  • 全体像とゴールを見極めていないから、殆どの人が途中でやめてしまったり、あるいは上達の途中なのにゴールに到達したかのような振る舞いになってしまったりしてしまうんだと思うんです。
  • ところがTOEICを例にとればTOEIC満点が英語習得の100点満点かというと、これが違うんですね。まだまだ先が長いんです。ということで次のようなアプローチにしました:
  • まず私が今まで読んだ本の中で一番実際の機能を系統だって段階分けしていると思う松本道弘さんが著書(速聴の英語―聴けなければ話... 速読の英語など)のなかで使われている、柔道などの武道に使われている級・段の段階付けを基本として全体を区切る。
  • つぎに各々の級・段を自分の経験・自分が見聞きした事をベースにできるだけわかりやすく解説。よって自分が到達していないであろうレベルは解説してありません。できません。ただ松本さんの段階付けを信じて、段数自体はそのまま載せてます。
  • そしてそこにTOEICのスコアをoverlayしていきます。そうすれば今TOEICというキーワードでこのサイトに来られた人も英語習得の全体像の中で今自分がどこにいて、どこまで行こうとしているのかがかなりはっきりと分かるのでは、と思います。逆にTOEICで良い点が取りたいだけの人にはこのセクションは必要ないかもしれません。